【おうちで 風待ちまち歩き】2 千田家住宅

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Print this page
再建工事中の千田家住宅

再建工事中の千田家住宅。シートに覆われて1階は外から見えない時期が続きましたが、実は、この中で、建物の歴史がわかる大発見がいくつかありました。
今回は、再建工事中に見つかった、昔の部材などをご紹介します。
*再建工事レポートの記事でも詳しく紹介しています

【お店の名残? 入口のガラスボックス】
内側の壁をはがしてみると、以前は、正面入口の両脇にガラスケースのようなものがあったことが分かりました。

扉の脇にあったガラスボックス

【こだわりのデザイン! 柱の礎石】
柱の下から出てきた礎石には、西洋の歴史的な建物を思わせる装飾が施されていました。
再建後には見える位置に設置される予定です。

柱の礎石

【石の質感を感じる! モルタル洗出し仕上げの外壁】
昔と最近の写真を見比べると、壁は昔の方が灰色がかった色で、ざらざらした感じに見えます。これは、当初の壁が「モルタル洗出し仕上げ」で、最近は上か塗装されていたためです(モルタル洗出し仕上げについては、再建工事レポートその4https://kazamachi.jp/news/988.htmlをご覧ください)。
写真は、塗装をはがしてみたところ。塗装と元の壁との違いがよく分かります。
再建後は以前の状態に戻る予定です。

壁の塗装はがし実験の様子
TOP